明治神宮 清正井(御苑の名湧水)|どんな福が宿る場所か
明治神宮御苑内の清正井は、加藤清正が掘ったと伝えられる横井戸です。ただし、明治神宮は、清正の子・忠広がこの地に住んだとみられる一方、清正本人の居住や井戸の掘削は不明と説明しています。水温は四季を通じて15度前後、湧水量は毎分平均約60リットルです。湧水は御苑の菖蒲田と南池を潤し、南参道の神橋の下を経て渋谷川へ注いでいます。平成15年(2003)には東京都の「東京の名湧水57選」に選ばれました。

時のながれ
- 江戸時代 — この地は加藤家、のちに井伊家の下屋敷庭園でした。
- 明治26年(1893)頃 — 明治天皇が昭憲皇太后の運動のため、旧下屋敷庭園を遊歩庭園として整備しました。
- 大正12年(1923)以後 — 関東大震災の後、大雨が降ると井戸の水が白く濁るようになったと明治神宮公式Q&Aに記されています。
- 昭和8年(1933) — 大旱魃により湧水が一時止まりました。
- 昭和13年(1938) — 修復に伴う水源調査で、御本殿西側一帯の浅い地下水が二方向の自然の水路を通り、井戸上方の斜面から湧き出す自然湧水と判明しました。
- 平成8年(1996) — 昭和13年の修復から59年ぶりに、腐朽した木造部分などの修復工事が行われました。
- 平成15年(2003) — 1月、東京都が湧水への関心と保護・回復を目的に発表した「東京の名湧水57選」のNo.12に選ばれました。選定は飲用適性を保証するものではありません。
近くの福
- 明治神宮 鎮守の杜(永遠の杜)(木の福・約71m)
- 出雲大社東京分祠(縁の福・約3.0km)
- 豊川稲荷東京別院(金の福・約3.1km)
- 赤坂氷川神社(縁の福・約3.4km)
参考・出典
- 明治神宮御苑
明治神宮(公式) - 明治神宮関係 Q&A 清正井は本当に加藤清正が掘ったのですか?
明治神宮(公式) - 東京の名湧水57選
東京都環境局 - No.12 清正の井(渋谷区)
東京都環境局