明治神宮 鎮守の杜(永遠の杜)|どんな福が宿る場所か
大正9年(1920)11月1日に鎮座し、明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社です。約70万平方メートルの杜は、全国から奉献された約10万本を植栽し、「永遠の杜」を目指して人の手で造成されました。明治神宮ができる前は、現在の御苑一帯を除く周辺の多くが畑や荒れ地のような景観だったと公式資料に記されています。杜づくりは林学・造園学の専門家である本多静六・本郷高徳・上原敬二を中心に計画され、植林や参道づくりには延べ11万人の青年が奉仕しました。燃えやすい針葉樹ではなく照葉樹を主木とした杜で、昭和20年(1945)4月の空襲では社殿の多くが焼失する一方、杜は人々の避難場所となり、大きな被害は出なかったと明治神宮は説明しています。造営当初に在来木などを含め365種約12万本あった内苑の樹木は、平成25年(2013)刊行の第二次境内総合調査で234種約3万6千本と報告されました。公式資料は、本数の変化を自然淘汰と木々の成長によるものと説明しています。同調査では、新種・絶滅危惧種・都内では珍しい動植物を含む約3千種の生物も報告され、約100年をかけて育った杜の生物多様性が確認されました。

時のながれ
- 大正9年(1920) — 11月1日に明治天皇と昭憲皇太后を御祭神として鎮座しました。全国からの献木と延べ11万人の勤労奉仕によって杜が形づくられました。
- 昭和20年(1945) — 4月の空襲で社殿の多くが焼失しました。明治神宮の公式資料では、杜は人々の避難場所となり、大きな被害は出なかったとされています。
- 昭和55年(1980) — 鎮座50年記念事業として行われた、毎木調査を中心とする最初の境内総合調査の報告書が刊行されました。
- 平成25年(2013) — 第二次境内総合調査の報告書が刊行され、内苑の樹木234種約3万6千本と、約3千種の生物が報告されました。
- 令和2年(2020) — 鎮座百年を迎えました。
近くの福
- 明治神宮 清正井(御苑の名湧水)(水の福・約71m)
- 出雲大社東京分祠(縁の福・約3.0km)
- 豊川稲荷東京別院(金の福・約3.0km)
- 赤坂氷川神社(縁の福・約3.3km)
参考・出典
- 明治神宮とは
明治神宮(公式) - 杜・見どころ
明治神宮(公式) - 明治神宮関係Q&A
明治神宮(公式) - 小網神社社殿及び神楽殿
東京都中央区