平河天満宮(江戸三大天神)|どんな福が宿る場所か
平河町の平河天満宮には、区内最古とされる銅鳥居や撫で牛が残り、学問の神・菅原道真への信仰を伝えています。銅鳥居は天保15年(1844)建立の千代田区指定有形文化財で、左右の台座にはそれぞれ四体の獅子の彫刻があると区が紹介しています。江戸城を築いた太田道灌が、道真の霊夢をきっかけに文明10年(1478)、城内に創祀したと伝わる社です。慶長12年(1607)に現在地へ遷座し、平河町の地名の由来になったと千代田区は説明しています。湯島天満宮・亀戸天神社とともに江戸三大天神の一つに挙げられ、石牛は、撫で牛を含め五体と観光協会が案内しています。由緒の古さと、身近に残る石や金属の奉納物を見比べられる場所です。

この社寺に伝わる願いごと
由緒や資料で確かめられた範囲で、次のような願いごとが伝えられています。
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時のながれ
- 文明10年(1478) — 太田道灌が菅原道真の霊夢をきっかけに、江戸城内の梅林坂上に天満宮を創祀したと伝わります。千代田区はこの逸話を『梅花無尽蔵』と結び付けて紹介しています。
- 慶長12年(1607) — 千代田区の文化財解説は、二代将軍徳川秀忠によって現在地へ移され、平河町の地名の由来になったと説明しています。
- 天保15年(1844) — 銅鳥居が建立・奉納されたと、千代田区が説明しています。区内最古の鳥居とされ、区指定有形文化財です。
- 昭和44年(1969) — 千代田区の文化財解説では、火災や戦災を経た現在の本殿が再建された年です。
このページで確かめたこと
資料照合/未解決
現在地への遷座は、区の文化財解説と観光協会のスポット案内では1607年ですが、同じ観光協会の太田道灌紹介では1606年と記されています。なぜ一年違うのかは今回確かめていません。年表では区の文化財解説に帰属させて1607年を示しています。また、道灌の霊夢は由緒の逸話であり、現在の本殿や銅鳥居の建立記録とは別です。
現地取材は未実施です。鳥居の銘文や台座の獅子を読める・見られる位置、石牛の現在の配置、触れてよい範囲は未確認です。
この節の確認に使った資料
近くの福
- 日枝神社(皇城の鎮)(除の福・約841m)
- 豊川稲荷東京別院(金の福・約1.0km)
- 虎ノ門金刀比羅宮(金の福・約1.5km)
- 赤坂氷川神社(縁の福・約1.6km)
参考・出典
- 平河天満宮(スポット紹介)
千代田区観光協会 - 平河天満宮
千代田区 - 千代田の人々(太田道灌)
千代田区観光協会