晴明神社(京都)|どんな福が宿る場所か
京都の晴明神社では、安倍晴明の伝説を、井戸や門、境内に残る石柱と見比べられます。神社は、寛弘4年(1007)に晴明の住居跡へ創建されたと伝えています。現在の本殿は明治38年(1905)の建物です。晴明が湧き出させたという「晴明井」には、毎年立春に水の出口をその年の恵方へ向ける習わしがあると案内されています。四神門は、式神が門を開閉したという逸話にならい、2010年に木製の電動扉として完成しました。神秘的な物語だけでなく、それを後の時代の人々がどう境内の形にしてきたかも、ここで見ることのできる歴史です。大阪・阿倍野の安倍晴明神社とは別の神社です。社紋は五芒星(晴明桔梗)です。

この社寺に伝わる願いごと
由緒や資料で確かめられた範囲で、次のような願いごとが伝えられています。
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時のながれ
- 寛弘4年(1007・由緒) — 安倍晴明の住居跡に創建されたと、神社の公式記事と中国語版由緒が伝えています。
- 明治38年(1905) — 現在の本殿が建てられたと、公式境内案内に記されています。
- 平成22年(2010)12月27日 — 四神門に当たる塀重門が完成したと、公式記事に記されています。完成した木製の扉は電動式であると説明されています。
- 平成24年(2012)3月22日付の報告 — 四神門の門柱として使われていた石柱を移し、日月柱として建てたと神社から報告されました。柱には明治37年の記念銘がありますが、日月柱としての整備は後のことです。
このページで確かめたこと
資料照合/未解決
1007年は神社の創建由緒、1905年は現在の本殿の建築年です。中国語版由緒は創建の説明で社殿に触れますが、現在の建物まで1007年から残るという意味には取りません。また、日月柱にある1904年の銘と、2012年に発表された移設・再整備も別の出来事です。井戸の湧出や式神による門の開閉は伝承として紹介し、現在の門は電動式だとする神社自身の説明と区別します。現地取材は未実施です。井戸の現在の水質や飲用の可否、門の作動状況を、この稿のために現場で確認したものではありません。
この節の確認に使った資料
🗺 この地点を明治の地図で見る(今昔マップ on the web)
この福を掘り下げた記事
近くの福
- 白峯神宮(まりの神様・精大明神)(学の福・約332m)
- 護王神社(足腰守護・いのしし神社)(除の福・約931m)
- 北野天満宮(学の福・約1.5km)
- 梨木神社 染井(京都三名水)(水の福・約1.5km)
参考・出典
- 緣由(中国語版の由緒)
晴明神社 - 境内案内
晴明神社 - 塀重門の竣工報告(2010年12月29日)
晴明神社 - 日月柱の建立(2012年3月22日)
晴明神社