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王子神社の大イチョウ(東京都天然記念物)|どんな福が宿る場所か

自治体史・公的アーカイブ・寺社の公式由緒等、一次資料で内容を確認済みの情報です。
位置精度: 推定 / 最終確認日: 2026-08-22

王子神社は、中世の領主・豊島氏が熊野信仰に基づき紀州熊野三山の若一王子を勧請した古社で、「王子」の地名の由来と伝わります。境内の大イチョウは、北区立中央図書館の地域資料で樹齢約600年とされる古木です。大正13年(1924)の実測では目通り幹囲6.36メートル、高さ19.69メートルを測り、昭和14年(1939)3月に東京都天然記念物へ指定されました。同館の「北区こぼれ話 第175回」は、戦災樹木を、空襲による被災が記録または語り継がれ、損傷の痕跡を実際に確認できる現存樹木と説明し、この大イチョウを区内で最も有名な戦災樹木として紹介しています。被災したのは昭和20年(1945)4月13日夜から翌日にかけての空襲です。天然記念物であるとともに、地域の戦災記憶を伝える樹木でもあります。令和5年度(2023年度)の北区緑の実態調査では直径167センチメートルと計測され、同調査の区内大径木ランキングで2位でした。北区の「みんなでつくる北区景観100選2019」にも「王子神社とイチョウ」として選ばれ、遠方からも確認できる地域景観の目印として紹介されています。

王子神社の大イチョウ(東京都天然記念物)の位置を示す地図
この地点の地図です(地理院タイルに地点を加筆しています)

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参考・出典

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