大國魂神社(武蔵国総社)|どんな福が宿る場所か
大國魂神社は大國魂大神を武蔵国の守り神として祀り、武蔵国の総社とされた神社です。神社公式の由緒は、景行天皇41年(111)に神託によって創建されたと伝えます。府中市も「約1900年前の景行天皇の時代に始まるとされる」と紹介しており、これは社伝として読む必要があります。大化の改新後に武蔵国府がこの地へ置かれると、国内諸神をまとめて祀る総社となり、六所の神を配祀したことから「六所宮」とも呼ばれました。現在の朱塗りの本殿は、1646年の火災後、四代将軍徳川家綱の命により1667年に完成した建物で、1962年に東京都有形文化財へ指定されています。神社公式は大國魂大神を縁結び・厄除けの神として案内していますが、このページは祈願の結果を保証するものではありません。

この社寺に伝わる願いごと
由緒や資料で確かめられた範囲で、次のような願いごとが伝えられています。
押すと、同じ願いごとが伝わる場所を地図で探せます。ご利益や効果を保証するものではありません。
時のながれ
- 景行天皇41年(111・伝承) — 大國魂大神の神託によって造られたことを神社公式の由緒は起源として伝えます。
- 大化の改新後 — 武蔵国府が置かれると、国衙の祭祀を担う場となり、国内諸神を配祀したことが武蔵総社の起源と説明されています。
- 寿永元年(1182・社伝) — 源頼朝が使者を送り、北条政子の安産を祈願したと神社公式の由緒に記されています。
- 正保3年(1646) — 府中本町の火災により、当時の社殿と重要文書が焼失しました。
- 寛文7年(1667) — 四代将軍徳川家綱の命を受け、久世広之を奉行として現在の本殿が完成しました。
- 明治4年(1871) — 中古以降の『武蔵総社六所宮』から、もとの社号である『大國魂神社』へ復しました。
- 昭和37年(1962) — 三殿を横につないだ相殿造の本殿が、東京都有形文化財に指定されました。
このページで確かめたこと
資料照合/未解決
神社公式は起源を景行天皇41年(111)の神託とし、府中市は『景行天皇の時代に始まるとされています』と紹介しています。双方とも約1900年の由緒を伝えますが、創建年を同時代史料で確定した説明ではないため、社伝として扱います。一方、1646年の火災、1667年の現本殿完成、1962年の文化財指定は、本殿の公式解説で建物史として確認できます。公式由緒にある医薬・まじないの神話的説明は、現代の医療効果を示すものではないため概要には採用しません。現地取材は未実施です。
この節の確認に使った資料
近くの福
- 谷保天満宮(東日本最古と伝わる天満宮)(学の福・約3.4km)
- 深大寺(厄除元三大師)(除の福・約6.5km)
- 大宮八幡宮(多摩の大宮・東京のへそ)(縁の福・約14.6km)
- 阿佐ヶ谷神明宮(八難除の社)(除の福・約14.8km)
参考・出典
- 由緒・歴史
大國魂神社(公式・一次) - 本殿
大國魂神社(公式・一次) - 観光スポット(大國魂神社)
府中市(自治体資料・二次)