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現地レポ

三重・都波岐奈加等神社へ行ってきました|御朱印とカフェ・椿大神社との関係

都波岐奈加等神社(三重県鈴鹿市一ノ宮町)は、都波岐神社と奈加等神社が合併した神社で、伊勢国一宮を称します。猿田彦大神を祀りますが、椿大神社とは別の神社です。御朱印は3種類(300円・500円)と月替わりの季節の御朱印。境内に2026年7月開店のコーヒースタンドがあり、授与所とカフェは火・水・木曜が休みです。

2026-10-25 | 執筆・編集:福跡マップ編集部
目次(9項目)

三重県鈴鹿市の都波岐奈加等神社(つばきなかとじんじゃ)へ、10月25日の朝に行ってきました。御朱印をいただいて、境内のカフェでカフェラテを飲んで、最後に椿の形のおみくじまでやってきました。名前に「つばき」と入っていて、同じ猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀っていますが、椿大神社とは別の神社です。

日永の追分から伊勢方面へ、駐車場は20台ほど

車で向かいました。国道1号から、日永の追分(ひながのおいわけ)の分岐を伊勢方面へ、県道103号に入っていく道です。東海道から伊勢街道が分かれる、鳥居の立つ分岐です。昔はこの追分から京都へ、もしくは伊勢へ分かれていった。その途中にある神社というのが、また感慨深いものだなと思いました。

追分の鳥居
追分の鳥居

着いたのは9時半ごろ。駐車場は20台ほど停められます。朝早いのに、もう何台か停まっていました。中には奈良ナンバーの車もあって、県外からもお参りに来られているんだなと思いました。

「奈加等神社」「都波岐神社」と刻まれた石の柱
「奈加等神社」「都波岐神社」と刻まれた石の柱

境内に入ってすぐ、「奈加等神社」「都波岐神社」と左右に刻まれた石の柱が立っています。ここはもともと二つの神社でした。

二つの神社が一つになった神社

観光三重によると、都波岐奈加等神社は、都波岐神社と奈加等神社が合併した神社です。御祭神は、みちひらきの神の猿田彦大神と、天椹野命(あめのくぬのみこと)、中筒之男命(なかつつのおのみこと)。旧県社で、造営から1,500年の歴史を持つ延喜式内社と紹介されています。

平安時代に弘法大師が奉納したと伝わる獅子頭2体を、御神体として本殿に祀っていて、中戸流獅子舞が伝わる神社だそうです。

拝殿で手を合わせたとき

拝殿
拝殿

拝殿の額には「都波岐大明神」とありました。

拝殿の額「都波岐大明神」
拝殿の額「都波岐大明神」

本殿に向かって手を合わせた瞬間、中からすごく木の香りがしてきました。同時に、木の影響もあるのか、とても新鮮な空気を感じました。

過去にも何回かあるんですが、参拝するときに独特の空気を感じる瞬間があります。今回もそれを感じました。特に大きな神社というわけではなく、御神木のような目立つものがあるわけでもないんですが、凄く良かったです。

拝殿の前のおみくじと絵馬
拝殿の前のおみくじと絵馬

拝殿の前には、おみくじと絵馬が並んでいます。写真映えするという「カラフルおみくじ」が100円、お守りが一つ入った「開運おみくじ」が200円、獅子舞絵馬が800円、干支絵馬が500円でした。

境内の絵図。上の枠に「當國一宮都波岐神社」「祭神猿田彦大神」
境内の絵図。上の枠に「當國一宮都波岐神社」「祭神猿田彦大神」

境内には、昔の境内を描いた絵図もありました。上の枠に「當國一宮都波岐神社」「祭神猿田彦大神」。絵の中では、都波岐神社と奈加等神社の社殿が並んで描かれています。

境内のカフェ「ICHINOMIYA STAND」

コーヒースタンドの看板「ICHINOMIYA STAND」
コーヒースタンドの看板「ICHINOMIYA STAND」

境内に入って、まず目についたのがコーヒー屋さんでした。「境内の中にあるなんて珍しいな」と思いつつ、お参りのあとでお店の方に話を聞いてみました。

神職の方のご家族で営まれているそうで、お店に立っていたのは娘さんとの事。オープンは今年(2026年)の7月で、まだ始めたばかりだそうです。

コーヒースタンドの建物。小窓で注文する
コーヒースタンドの建物。小窓で注文する
ICHINOMIYA STAND のメニュー
ICHINOMIYA STAND のメニュー

メニューは、イチノミヤブレンドコーヒーが550円、カフェラテが600円、伊勢抹茶ラテが650円、自家製のレモネードとジンジャーエールが600円、本日のお茶が450円、ぶどうジュースとりんごジュースが400円。カードと PayPay が使えます。

せっかくなので、私はカフェラテのアイスをいただきました。めちゃくちゃ美味しかったです。

カフェラテのアイス。ふたの札は鳥居と獅子の顔
カフェラテのアイス。ふたの札は鳥居と獅子の顔

鈴鹿といえば、お茶が有名なんですよね。伊勢抹茶ラテは、鈴鹿市の伊勢抹茶株式会社の抹茶を使っているとメニューにありました。次に行く方は、こちらもおすすめかなと思います。

お店は普段は10時からですが、参拝客がいれば10時前でも買えるみたいです。お店の前には、近所の方なのか常連の方なのか、普段から来ている様子の方がいました。

御朱印は3種類と、月替わりの季節の御朱印

コーヒー屋さんのすぐ隣が授与所で、ここで御朱印をいただきます。カフェと授与所はセットで、火曜日・水曜日・木曜日がお休み。授与所は9時からやっています。

10月の授与所とカフェの営業日の掲示(2026年10月)
10月の授与所とカフェの営業日の掲示(2026年10月)

10月の掲示では、火・水・木のほか、例大祭(いちのみやまつり)の前日の10月9日(金)も休みでした。授与所の御朱印・授与品は9時から16時30分、カフェは10時から16時。

休みの日は、御朱印は書き置きの頒布になります。観光三重の御朱印特集(2026年9月2日掲載)も、授与所の対応は金・土・日・月・祝日で、ほかの曜日は書き置きと案内しています。

御朱印は、直書きと書き置きの両方があります。授与所で聞いた話では、直書きは500円。書き置きは限定のものと普通のものがあって、限定は500円、普通は大きいものが500円、小さいものが300円です。

御朱印の見本「御朱印はこちらの3種類からお選びください」
御朱印の見本「御朱印はこちらの3種類からお選びください」

見本の掲示は「御朱印はこちらの3種類からお選びください」。二社の名前を並べた「都波岐奈加等神社」が500円、「都波岐神社」と「奈加等神社」がそれぞれ300円です。

10月の季節の御朱印(書き置き)。コスモスの絵柄と、オレンジの小さな花の絵柄
10月の季節の御朱印(書き置き)。コスモスの絵柄と、オレンジの小さな花の絵柄

限定の書き置きは「季節の御朱印」で、毎月変わるようです。小さいサイズと大きいサイズがあって、10月はコスモスの絵柄と、オレンジの小さな花の絵柄でした。観光三重は、御神体の獅子頭に季節の花を組み合わせた御朱印と紹介しています。

「お急ぎの方はこちらから御朱印をお取りください」の札がのった木箱
「お急ぎの方はこちらから御朱印をお取りください」の札がのった木箱
いただいた御朱印。「奉拝」「伊勢国一宮」の印と「都波岐奈加等神社」
いただいた御朱印。「奉拝」「伊勢国一宮」の印と「都波岐奈加等神社」

いただいた御朱印には、「伊勢国一宮」の印が押されていました。

ちょっと気になったのが、全国の一宮を巡るための「一宮御朱印帳」が売られていたことです。いつかこれを買って、全国の一宮を巡れたらいいなと思いながら、授与所の方に「これを全部回った方っていらっしゃいますか?」と聞いてみました。「中には何周もされている方もいますよ」との事。すごいなと思います。

当社限定の御朱印帳「猫と椿」と「全国一の宮御朱印帳」
当社限定の御朱印帳「猫と椿」と「全国一の宮御朱印帳」

4匹の猫と、猫と椿の御朱印帳

もう一つ気になったのが、猫が描かれた限定の御朱印でした。話を聞くと、ちょっと面白い話がありまして。この神社には昔は猫はいなかったのに、いつの間にか4匹の猫が来るようになったそうです。今ではその4匹を家族として迎え入れて、飼っているとの事。いい話だなと思いました。

その猫をモチーフにして、御朱印帳を作ったり、御朱印帳の中の紙に猫をあしらったりしているそうです。当社限定のオリジナル御朱印帳は「猫と椿」で、御朱印帳だけなら3,800円、この神社の御朱印を書き入れて4,300円。一の宮御朱印帳(大)は、御朱印を含めて4,900円でした。

御朱印帳に挟んでくれた紙の隅に、青い猫のはんこ
御朱印帳に挟んでくれた紙の隅に、青い猫のはんこ

御朱印帳に挟んでくれた紙の隅にも、青い猫のはんこが押してありました。

授与所の中。お守りが並ぶ
授与所の中。お守りが並ぶ

授与所には、都波岐神社と奈加等神社の2社の名前が入った「椿のレース守」(1,000円)もありました。

授与所を出るとき、雨が降ってきました。授与所の方が「傘を貸しましょうか?」と親身に声をかけてくださって、いい印象が残りました。

椿の形のおみくじ「言の葉の椿木」

「願いが届く 言の葉の椿木」の掲示。おみくじ付200円
「願いが届く 言の葉の椿木」の掲示。おみくじ付200円

最後に、椿さんにちなんだおみくじをやりました。椿の形をした木の札に、置いてあるカラーペンで自分で色を付けて、願い事を込めて中に入れる、という感じです。おみくじ付きで200円。掲示には、願いを込めて名前を書き入れてお入れください、年末の焚火でお焚き上げします、とあります。中に入れずに持ち帰ってもいいみたいです。

せっかくなので、私もカラーペンで色を付けて、願い事を込めて入れてきました。

色が付けられた椿の札が並ぶ丸い入れ物
色が付けられた椿の札が並ぶ丸い入れ物
色を付けた椿の札
色を付けた椿の札
「ご利益ダルマ」一体500円
「ご利益ダルマ」一体500円

おみくじの箱の並びには、七色の「ご利益ダルマ」(一体500円)や、恋みくじが入った「恋鯉守り」(500円)もありました。

椿大神社との関係と、鈴鹿市の二つの一宮

椿大神社とは、名前の「つばき」が同じです。神社自体の関係はないと、授与所で伺いました。ただ、同じ導きの神、猿田彦大神を祀っているのは共通です。

もう一つ共通しているのが「伊勢国一宮」です。都波岐奈加等神社は伊勢国一宮を称していて(観光三重・一の宮巡拝会)、椿大神社も公式サイトで「伊勢国一の宮」と名乗っています。鈴鹿市には、伊勢国一宮を称する神社が二つあることになります。

椿大神社からは18kmほど、車で30分くらいです。椿大神社に行ったら、時間があれば寄れる距離です。

訪ねる時のポイント

境内の場所とデータは都波岐奈加等神社のページにまとめています。同じ鈴鹿市では、加佐登神社と能褒野神社にも行ってきました。


全国の神社・お寺などを地図で探せます。→ 福跡マップで見てみる

都波岐奈加等神社の周りには、鈴鹿市の福が3件あります。

鈴鹿市の福 3件をひらく →

参考・出典

12件出典に基づいて掲載しています
  • kankomie.or.jp
  • kankomie.or.jp
  • kankomie.or.jp
  • ichinomiya-junpai.jp
  • tsubaki.or.jp
  • 現地掲示「10月 授与所・カフェ」の営業日(2026-10-25 撮影確認)
  • 現地掲示「御朱印はこちらの3種類からお選びください」・季節の御朱印・書き置き箱の札(授与所・2026-10-25 撮影確認)
  • 現地掲示「都波岐奈加等神社オリジナル御朱印帳『猫と椿』」「一の宮御朱印帳(大)」・授与品の札(授与所・2026-10-25 撮影確認)
  • 現地掲示「願いが届く 言の葉の椿木」・「ご利益ダルマ」・拝殿前のおみくじと絵馬の札(2026-10-25 撮影確認)
  • 現地の絵図「當國一宮都波岐神社 祭神猿田彦大神」(境内・2026-10-25 撮影確認)
  • ICHINOMIYA STAND のメニュー・看板(境内・2026-10-25 撮影確認)
  • 授与所とコーヒースタンドでの聞き取り(2026-10-25)

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