清水寺 音羽の滝(京都)|どんな福が宿る場所か
清水寺の本堂東側、奥の院の舞台下へ続く石段の先に、岩盤から湧く水が三筋に分かれて落ちる「音羽の瀧」があります。清水寺公式は、この清泉を寺の開創と寺名の由来に結び付く場所と説明しています。流れ出る水は古くから「金色水」「延命水」と呼ばれ、清めの水として尊ばれてきました。三筋の水には学問・健康・縁結びの福があるともいわれますが、清水寺公式は、長い歴史の間に多くの説や意味が生まれたものだと説明しており、三筋それぞれに一つの効能が固定されているわけではありません。瀧の足元には水垢離のための石の足場が残り、修験者だけでなく一般の信者にも広がった「お瀧」の行が現在も続いていると紹介されています。このページでは信仰の歴史を記録し、健康や願いの成就を保証するものではありません。

この社寺に伝わる願いごと
由緒や資料で確かめられた範囲で、次のような願いごとが伝えられています。
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時のながれ
- 778年(縁起) — 清水寺公式の縁起では、僧・賢心が霊夢に導かれて音羽山の瀧へ至り、行叡居士と出会って草庵と観音霊地を守ったことが開創の始まりとされています。
- 開創から約2年後(縁起) — 坂上田村麻呂が音羽の瀧で賢心と出会い、妻の三善高子と寺院を建立し、瀧の清らかさにちなんで清水寺と名付けたと公式縁起は伝えます。
- 中世 — 清水寺公式によると、瀧はすでに三つに分かれ、修験道の水垢離の行場として用いられていました。足元の三つの石は、その行の足場と説明されています。
- 現在 — 三筋の水を柄杓にくみ、六根清浄や所願成就を祈る場所として案内されています。一般信者による「お瀧」の行も続いていると清水寺公式は記しています。
このページで確かめたこと
資料照合/未解決
清水寺公式は、三筋の水に学問・健康・縁結びの福があるといわれる一方、時代ごとに多くの説や意味が生まれたと説明しています。学問・健康・縁結びを三筋に割り当てる公式の説明はなく、公式のよだん堂 vol.4 は『観音霊場記図会』の『中は利得、右は智慧、左は慈悲』を引いています。京都府観光連盟の案内にある『万病に効く』という表現は、医学的な効能が確かめられた記述ではないため、医療効果としては採りません。現地取材は未実施です。
この節の確認に使った資料
🗺 この地点を明治の地図で見る(今昔マップ on the web)
この福を掘り下げた記事
近くの福
- 地主神社(縁の福・約75m)
- 安井金比羅宮(縁切り縁結び碑)(縁の福・約1.1km)
- 八坂神社(除の福・約1.2km)
- 豊国神社(豊臣秀吉・出世開運)(金の福・約1.3km)
参考・出典
- 歴史
音羽山 清水寺(公式・一次) - 巡る(音羽の瀧)
音羽山 清水寺(公式・一次) - 霊水パワーは信心次第 清水寺の原点『音羽の瀧』
音羽山 清水寺(公式・一次) - 音羽の滝
京都府観光連盟(公的観光資料・二次)