野間の大ケヤキ(蟻無宮の御神木と伝わる巨樹)|どんな福が宿る場所か
大阪府能勢町野間稲地に立つ「野間の大ケヤキ」は、1948年に国の天然記念物へ指定された巨樹です。能勢町の現行案内では高さ27.37メートル、幹回り13.01メートル、最大枝張39.3メートル×36.2メートルとされ、樹齢は1000年以上ともいわれます。大阪府は、かつてこの場所にあった蟻無宮の境内で育ち、御神木として受け継がれてきたと紹介しています。ただし、現在の野間神社との法的・祭祀上の関係は今回確認した公的資料から確定できませんでした。4月下旬から7月頃には、フクロウ科のアオバズクが枝に見られることもあると大阪府・能勢町は案内しています。樹勢や営巣状況は変わりうるため、見学や撮影では私有地へ入らず、道路を塞がず、野生動物と地域住民へ配慮する必要があります。

時のながれ
- 年代不詳(伝承) — 大阪府は、かつてこの場所にあった蟻無宮の境内で生育し、御神木として大切に受け継がれてきたと紹介しています。
- 昭和23年(1948) — 1月14日、『野間の大ケヤキ』の名称で国の天然記念物に指定されました。
- 平成28年(2016) — 4月1日から能勢町けやき資料館へ指定管理者制度が導入され、NPO法人大きな樹が運営管理を担うことになりました。
- 現在 — 能勢町けやき資料館が樹木に関する資料と保護活動を紹介し、大阪府も現在の保全活動を案内しています。
このページで確かめたこと
資料照合/未解決
寸法は能勢町の案内値(高さ27.37メートル)で紹介します。国指定文化財等データベースの詳細解説は樹高33メートル・目通り幹囲10.75メートル・枝張東西42.50メートル/南北38メートルと記し、能勢町の現行案内は高さ27.37メートル・幹回り13.01メートル・最大枝張39.3メートル×36.2メートルと記します。大阪府の案内はこれとは別に、高さ約30メートル・幹まわり約13メートルという三つ目の値を示しています。各資料の測定時期・方法は未確認です。数値を混ぜずに出典を分けて示します。能勢町は『西日本最大』、大阪府は『西日本最大級』と表現が異なります。蟻無宮の御神木という来歴は大阪府が紹介しますが、野間神社の飛地境内であるという関係は、今回開いた大阪府・能勢町・文化庁の資料では確認できませんでした。現地取材は未実施です。
この節の確認に使った資料
🗺 この地点を明治の地図で見る(今昔マップ on the web)
近くの福
- 勝尾寺(かつおうじ)(金の福・約9.7km)
- 箕面大滝(水の福・約10.4km)
- 伊居太神社(穴織宮・上の宮さん)(金の福・約13.1km)
- 阿比太神社(あびたじんじゃ)(除の福・約13.5km)
参考・出典
- 国指定文化財等データベース 野間の大ケヤキ
文化庁(文化財DB・一次) - けやき資料館
能勢町(自治体・一次) - 野間の大けやき
大阪府(自治体・一次)